現場ブログ
2022/05/19
白アリが飛び立つ季節です💦
今の季節は、白アリが羽アリとなって外の出てくる時期です。
雨上がりの晴れた日に羽アリを見たら、
すぐ近くにシロアリが生息している可能性があります!
先日、リフォームの現場でも
ブルーシートをめくるとたくさんの白アリが💦
※虫が苦手な方は閲覧注意⚠
シロアリは、羽アリとなって飛び立ちます。
家の中や周りで羽アリが発生しているのを少しでも見かけたら、
シロアリの巣があるかもしれません。
シロアリは普段は白色で、
成長すると黒褐色に変色し、羽アリになります。
羽アリになるとクロアリとの区別が難しくなります。
見分け方をご紹介しましょう。
□シロアリ・クロアリの見分け方
〇シロアリの特徴(ヤマトシロアリ)
①触覚 : ジュズ状
②羽 : 前後の羽は同じ長さ
③胴 : くびれがない
体長 : 4.5〜7.5mm
羽の長さ : 7〜7.4mm
※イエシロアリは、 体長:7.4〜9.4mm
羽の長さ:9.2〜12.8mm
(日本しろあり対策協会発行シロアリ及び腐朽防除施工の基礎知識 新版 より)
●黒アリの特徴(クロヤマアリ)※日本で最も一般的なクロアリ
①触覚 : くの字型
②羽 : 前羽は大きく、後羽は小さい
③胴 : 腹部がくびれている
職アリ体長:4.5〜6mm
(文一総合出版『アリハンドブック』より)
羽アリ体長:10mm程度
クロアリは、木材を食い荒らすことはありませんが
シロアリは地中から柱に沿って「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる道を作り
建物に侵入します。そのため、主に建築物の土台や束柱(土台を支える柱)
大引きなど建物床下部分の建築材が被害の対象になります。
土台や柱の中、床下など建物内部に被害がある場合は
発見しにくいので気がつかない間に被害が進行してしまいます。
家屋であれば、家の北側で、台所・洗面所・浴室・トイレなどの水回り。
また、雨水が跳ね返って木材を濡らしたり、
柱が土間に接している玄関も注意が必要です。
床下の部材では、地面に近くて湿りやすい土台・束柱は被害を受けやすくなっています。
↑現場で見つけたシロアリのアップ写真です。
この写真のように羽アリが発生しているのを見つけたら、
専門業者にご相談するのが一番です。
慌てて殺虫剤をかけても
巣の中に戻ってしまい、他の蟻道からまた建物に侵入する可能性大です。
「羽アリが気持ち悪くてまず対処したい…」
という人は、掃除機で吸い取るのがオススメ。
お風呂や玄関ならお湯で流すのもOK。
羽アリをティッシュなどで数匹保管しておけば
調査の時に種類を特定するのに役立ちます。
木造住宅の天敵「シロアリ」
もし家の近くで見かけたら、ご注意ください!!
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