現場ブログ
2023/09/14
気密測定を行いました!!
こんにちは!
春日井市・中津川市を中心に
本物の自然素材にこだわって、健康に暮らせる家づくりをしている
ハヤカワ建築工房です☆
現在建築中の、恵那市K様邸で気密測定を行いました。
□気密測定って何?測定結果でわかることとは
住宅の暑さ、寒さの原因は断熱性能だけではなく隙間にもあります。
この隙間が大きければ大きいほど性能が悪い住宅、
つまり「気密性」が悪い住宅となってしまいます。
「気密測定」とは住宅のスキマの面積を専用の機械を使って計算することです。
この計算によって割り出された気密性の値をC値と呼びます。
C値は0に近いほど理想とされ、
C値=1.0㎠/㎡を切るくらいの住宅であれば気密性が良い住宅とされています。
C値(相当隙間面積) 0.4㎠/㎡
αA(総相当隙間面積) 51㎠
n値(隙間特性値) 1.39という数値が出ました。
冒頭で説明したように「C値=0.4㎠/㎡」という数字は
かなり気密性が高いという結果です✨
αAという数値は、この物件建物の隙間の総面積になります。
「αA=51㎠」という数字はだいたい
名刺1枚分くらいの隙間があるということになります。
これもかなりイイ数字!!
n値は隙間特性値と言い、1〜2の間の数字で出てきます。
2.0に近い場合は、どこか給気口などの開口部の
ふさぎ忘れがないか再確認が必要になる数字です。
1.0に近ければ近いだけ、この建物はもう埋められる隙間は少ないと判断でき、
測定者が目安として確認することができます。
□C値が悪い=気密が悪いとどうなる?
〇エネルギーロスにつながる
1つ目はスキマが大きいと「エネルギーロス」になります。
隙間風が入ってくるので暑い時期や寒い時期に
エアコンをガンガン運転しないといけなくなります。
とても省エネとは言えませんよね。
〇計画換気ができない
2つ目はスキマが大きいと「24時間換気による計画換気」ができません。
例えばC値が5.0㎠/㎡の家では、排気する際に計画通りに設置した給気口だけではなく
スキマからも給気することになるめ、
給気口から入ってくる給気量が0㎥/hになってしまうということもあります。
24時間換気が本来の性能をしっかりと発揮できなくなってしまうのです。
〇断熱材の劣化を早める
3つ目はスキマが大きいと「断熱材の劣化」を早めてしまいます。
気密には「断熱材の補完」という役割があります。
断熱材の性能を100%発揮させるためにも気密性は必要となります。
〇壁内結露が発生する
4つ目はスキマが大きいと「壁内結露を発生」させてしまいます。
建物内の空気中の湿気も隙間から外に排出されます。
この時、冬には冷えた外壁内、床下、小屋裏などで結露が発生してしまいます。
□まとめ
以上、K様邸の気密測定の結果でした。
「気密性の高い家」は、建物自体にもやさしいですし
生活していく上で、健康にも家計にもやさしい家になります☆
そんなハヤカワ建築工房の「気密性の高い家」にご興味ある方は
下記までお気軽にお問い合わせください!!
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「お客様にとって本当に安心出来る住宅を提供したい。」
そんな想いでプランから現場管理まで同じ担当者が行いお客様との信頼を構築し、
確かな技術と監理により大切な住まいを丁寧に造りあげています🏠
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